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PART021. シナイ山真夜中の巡礼


恐るべし…
一つの場所に居すぎるとそれでなくても少ない頭の中身がすぐに溶け出しそうになるKANとKIMはダハブ滞在の間に、日帰りツアー(夜中に登山を開始して日の出を山頂にて拝むツアー)に参加することを決意。聖カトリーナ(地名)にある、モーゼが十戒を授かった場所と言われる信仰者にとっては崇高な山、シナイ山へLet's Go!!メンバーは白黒砂漠にて猿になったメンバーマイナス一匹(海ではしゃいでいた所、名誉の負傷)。夜型生活に傾きかけた五人は、余裕ぶっこいて「バスの中でちょっと寝れば平気でしょ?!」と、NO睡眠で出発。バスで行くと聞いていたのに実際は、ハイエースのようなワゴン車に15人乗り…バスの狭さとハイテンションなゲイカップル、度重なるパスポートチェック…
寝れると踏んでいた五人にとっては大誤算。ダハブを十一時発、日付けも変わり辺りも真っ暗な午前二時、現地到着&登山開始。明かりも星と月明かりのみの中、懐中電灯を持ってフラフラと山頂へ向うと、二・三人が限度だろって言うような片側が崖の道を後ろからは、じいちゃんばあちゃんが必死な顔でラクダにしがみ付きながら追い抜いていく。しかも、ウンコ地雷を仕掛けながら…。 そんな聖地もへったくれも無い山を七合目位まで登ると睡魔が五人を襲い、気を抜くと座って寝てしまいそうな勢い。普段は口数の多い五人もぶつくさ独り言がせいイッパイ、それでもやっとこさ辿り着いた山頂。これまた日の出までの30分が長いの何なんの、眠気と寒気のダブルパンチ!!重いまぶたを何とか開きながら日の出を拝み、必死で山を下山。やっとバスの駐車場に辿り着いたと思えばバスが居ない…あれっ??…そうだった…ゲイカップルがごねて二時間も帰りのバスの時間をずらしやがったんだ…

もう限界っす。半ば諦め、文句を言いながらバスとバカップルを二時間待ち…。げんなりした顔で待っているとバカップルが到着、「何だお前等、元気無いじゃないか??帰るぞ!!バスは何処だ?遅い奴め!」なんて突っ込みドコロ満載のことを言う。全員、呆れと疲れでノックダウン。宿に帰るとベットの上にはシナイ山のページが開かれた「地球の歩き方」が…。 「注意、前日はよく寝て、体調管理しましょう」の文字が。おっしゃるとおりです…。



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