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PART031. スロヴァキアって何処が見所??


ローカルバスに揺られてコシツェ城へ
チェコを思っていた以上に早く通り過ぎ、次なる国、スロヴァキアへ上陸を試みる二人。旅の途中に貰ったガイドブックを読み返すも完全にページ数が物語る見所の無さ…。それでも首都に行けば何か見つかるんじゃないかと甘い期待を胸にいざ出発!!そんなんだけど、バスに揺られてターミナルに着いた途端、嫌な予感がプンプン。嗚呼、ココで降りても何にも期待でき無そう…。だったら、このまま得意の深夜バス一泊コースでしょ!!田舎に行けば少しは物価も安くなるし、郷土料理とかもあるんじゃない?!

しかーし、甘かった…。

着いたのは、コシツェって田舎町、しかも次の目的地までの移動費用が電車だと思いっきり高い!!何とかバスでの乗り継ぎを調べてみるもハンガリー国内にかろうじて入るかなって?所まで…。

ワーオ、ビックリデスネ!!

まぁ、それならこの町で美味い物とイイ景色でも楽しませてもらいましょうか!!宿も何とか辿り着き町なか探索でもしましょうかぁ〜

二時間後…

えぇぇぇ、もう終了??はいっ、久しぶりの失敗気配満載。しかも、宿の部屋が物凄い暑さ!!なんせ、「窓」が五センチしか開かない。冬の寒さが物凄いのだろう、部屋の密封度が異様に高く、部屋の中の空気が動かないのが良く分かる。って、そんなコト分かっても、泊まってるのは今なんだから、何とかならないんですか〜??←と突っ込みたくなる。まぁ、ココはもう一度作戦を練り直して、近場の違う町にあるお城に行ってみるか〜。多分、城に関してはこの旅中、「イイ景色」部門に関してそんなにハズレがない中の一つだし、まぁなんとかなるべ、いや、なって欲しい!いや、そうなるべきだ!!三段活用。

ローカルバスに揺られて更に田舎町へ。

小さな教会、ターミナルの無いバス停留所、そして、生活用品がホコリを被って陳列された『COOP』…丘の上にはほぼ原型の留めていない城が見える…わぁぉ、ある意味ワクワクしてきちゃう。よーし早速『へっぽこ城』目指して出発だ〜!!で、どっちかな??バス停で一服しながらちょいと辺りを見渡すとKANのスカウターに反応が…「ニホンジンハッケン、テニハ ガイドブック 秋葉系 カップル タブン リサーチ 済み」よし!!便乗すりゃ着くっしょ!!ってな訳で後を追うと、いきなり違う道に入っていく…。嗚呼、KANのスカウターも廃れたものだ…。秋葉系までは合っていたがリサーチはしてないわこの人達…。じゃあ、その辺のおばちゃんとっ捕まえて教えてもらいましょっと、「へい、おばちゃん、城ってどう行くの??」「次の道を入っていくと上まで行けるわよ。」ありがとう、その手に握られた泥つきの野草をどうやって食べるのも気になったが言われた道を進む。ふと、後ろを振り返るとAカップルが尾行している…。「つ、つけられていたか!?やっこさんうちらも道知らないのに気の毒なこった。」
十分も歩いた頃か、草原の中を一本の道らしき草むらが…。
これって一本に数えるのか??一応、城の方には向かっているのだが、先は見えない…。でも、あのおばちゃんならコレが道って言いそうだよなぁ。ま、いいっしょ!迷ったら引き返してくればいいしさぁ。レッツゴー!草原の中を突き進むと段々道が細くなって行き終いには野原に逆戻り…もうすぐ近くに見えてるのに戻るのも面倒だねぇ。うぅ、む。あれっあんなトコに道がある?!そこに出れば城まで行けるじゃん。そうと決まれば草むらを掻き分け前進あるのみ。何とか舗装された道に出ると、半ズボン+ビーサンのKANは既に何箇所か擦り傷キリ傷が…。
まぁ、よしとしよう。何とか丘の頂上にある『へっぽこ城』に辿り着くと、逆サイドから登ってくる人達が…。見ると、町のほうから一本道で上がってこれるのが良く見える。さすが、道教えてくれたおばちゃん!!『通』の城の行き方の方を教えてくれたんだね…きっと…多分…。
行きは二時間のところ、十五分で町まで帰れたよ。あはは。ある意味楽しかったからいいか。
そんな、スロヴァキアの端っこの方での出来事でした。おしまい。


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